レース日程
レース名 |
エリザベス女王杯(G1)京都芝2200m |
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日程 |
2016年11月13日(日)15:40 |
競馬場 | 京都競馬場/芝/2200m |
条件 | サラ3歳上オープン 牝 |
今年の宝塚記念で強豪牡馬を軒並み撃破した女王マリアライトvs昨年の2冠牝馬ミッキークイーンの2強対決の構図が強いようですが、マリアライトは良馬場のスピード決着に、ミッキークイーンはヴィクトリアマイル以来のローテーションに不安を残し、伏兵の台頭する可能性は多分に残っているのではないでしょうか。
2強を負かすのは勢いに乗る3歳馬か、それとも夏に力を付けた上がり馬か、各馬のローテーションも含めてしっかり考察する必要がありそうですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ②マリアライト
前走のオールカマーではいかにも休み明けと言った印象でなかなかエンジンが掛かりませんでしたが、最後まで脚を使って差を詰めており休養明けとしては上々の内容でしょう。
今回のメンバーで牡馬混合重賞好走実績があるのは本馬とタッチングスピーチのみで、強豪メンバーが揃った宝塚記念を勝ち切った実績は他馬と比べても2枚以上上だと思います。
やや切れる脚を欠くので瞬発力勝負になった時に一抹の不安は残りますが、2枠2番という好枠も引けたので五分のスタートから中団あたりを追走できれば確実に勝ち負けに加わってくるでしょう。
○ ⑮パールコード
前走の秋華賞では直線一旦は完全に抜け出すもののゴール前で勝ち馬の切れに屈しての2着でしたが、折り合いを欠く馬が目立った中非常に落ち着いてレースを進めていた気性面の素直さは、スローになりやすい牝馬限定戦において大きな武器でしょう。
また、2200mという非根幹距離で春のクラシックとは違う適性が求められるだけに、クラシック不出走組の好走が多いこれまでの傾向もこの馬にとってはプラスです。
前々走の紫苑S以外は全て3着以内と安定感も抜群で、一番好走確率が高いのはこの馬ではないでしょうか。
▲ ⑦マキシマムドパリ
穴所として今回はこの馬に期待してみたいと思います。
未だに1600万条件馬ながら重賞でも多数好走事績があり、その中には昨年の秋華賞3着も含まれます。
勝ち身に遅い面があるものの、その分レベルの高いメンバーでも相手なりに走れる面があり、連複系の穴候補としての魅力は大いにありそうです。
過去3年でキングカメハメハ×サンデーサイレンス産駒が2頭3着に入っており、血統的にも適性がありそうなので、是非とも馬券に入れておきたい1頭です。
△ ⑥プロレタリアト
おそらく全く人気はないでしょうが、牡馬混合の1600万条件を勝ち上がる力があれば牝馬同士の重賞でも力が劣ることはないでしょう。
特に2400mで勝ち切った距離実績は今回のメンバーにおいても引けを取らず、大物食いのイメージが強いハーツクライ産駒というのも個人的には魅力的に映ります。
重賞勝ち鞍がない騎手は大いに不安ですが、それでさらに人気を落とすようなら3着候補としては入れておいても損はないと思います。
△ ⑧タッチングスピーチ
春はマリアライト同様牡馬相手に王道路線を歩み、京都記念2着、目黒記念は6着ながらマリアライトとは0.4差で走っており、牡馬相手の重賞実績といった意味ではマリアライトに次ぐ馬と言えそうです。
今回の舞台である京都外回りの2200mでは昨年の同レース3着も含めて全て3着以内で、適正面でも劣ることはないでしょう。
世界的名手のムーア騎手騎乗なのも非常に不気味ですが、この馬もエンジンが掛かるのに時間が掛かるタイプで、それだけに今回休み明けなのがどう出るでしょうか。
もし人気がなければ買い目には入れておく必要がある1頭です。
まとめ
臨戦過程やこれまでの実績からマリアライトを本命にはしましたが、もし良馬場のスピード決着になりそうな場合は本命→対抗を入れ替える予定です。
有馬記念をより一層盛り上げるためにも、マリアライトには様々な不安要素を軽く一蹴するくらいの気持ちいい圧勝を見せてほしいですね。
買い目
馬連 ◎2 → ○15、▲7、△6、△8 各200円
3連複 ◎2 → ○15、▲7、△6、△8 各200円 計2,000円