中央競馬はオープンや1600万下、1000万下というように、これまでに獲得した収得賞金別に競走馬をランク分けしていますよね。
地方競馬にも中央競馬と同じようにランク分けが存在しています。
でも、ランク分けの方法が中央競馬よりも複雑であることから、競馬歴が長くても地方競馬のランク分けのシステムが分からない、という競馬ファンも少なくありません。
ここでは、地方競馬の昇格の条件など、ランク分けのシステムを分かりやすく解説していきます!
地方競馬のランク分け
地方競馬は、第1から第3までの3段階で競走馬をランク分けしています。
第1段階
アルファベットで表記されます。
「A>B>C>D」というように、Aが最高ランクとなっています。
第2段階
アラビア数字で表記されます。
「1>2>3>4」というように、1が最高ランクになっていて、1から遠ざかるごとにランクが下がっていきます。
第3段階
漢数字、カタカナ、いろは順で表記されます。
漢数字は「一>二>三>四」、カタカナは「ア>イ>ウ>エ」、いろは順は「イ>ロ>ハ>ニ」という順でランク分けされています。
クラス分けの例
「C3五 六」 → ランク「C」の「3」の中の「五組」と「六組」に該当している馬が出走
「B3(二)」 → ランク「B」の「3」の中の「二組」に該当している馬が出走
「4歳選抜馬 エ」 → 4歳選抜馬でランク「エ」に該当している馬が出走
交流重賞のランク分け
国際的な格付けがなされているレースはG1、G2、G3と表記されます。
国際的な格付けがなされていないレースはJpn1、Jpn2、Jpn3と表記されます。
昇格の条件
中央競馬はレースで1着になるか、重賞レースで2着以内に入り、収得賞金を加算させることでランクを昇格させていきます。
一方、地方競馬はレースで1着になるのはもちろん、下級クラスであっても2着や3着に連続して入り、番組賞金(=収得賞金)を加算することでランクを昇格させることができます。
1着にならなくても、2着や3着を続けていれば昇格するチャンスがある、というところが地方競馬の大きな特徴です。
1着になって収得賞金を加算しなければ昇格できない中央競馬とは違い、地方競馬は2着や3着でも手に入る番組賞金(=収得賞金)に応じて昇格することができるのです。
まとめ
アルファベットで表記する第1段階、アラビア数字で表記する第2段階、漢数字などで表記する第3段階、という3つの段階でランク分けが行われる地方競馬。
昇格の条件も中央競馬とは違いますので、最初は混乱するかもしれません。
でも、地方競馬のレースを何度も見ていくと、ランク分けや昇格のシステムも自然と慣れていきますから、「習うより慣れろ」という気持ちで地方競馬を観戦してくださいね。
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