世界最高峰のレースとされる、フランスのG1・凱旋門賞。
2016年からは日本でも馬券が発売されるようになり、競馬のロマンを追求する方々はもちろん、馬券派の競馬ファンの皆さんも凱旋門賞に対する興味が湧いていることと思います。
ここでは、凱旋門賞の賞金にスポットライトをあてます。
凱旋門賞で好走すると、日本円でいくらの賞金が手に入るのでしょうか。
(1ユーロ=115円を前提として賞金をご紹介します)
凱旋門賞の賞金は日本円でいくら?
凱旋門賞の賞金総額は2008年を境に大幅アップされていて、世界最高峰のレースにふさわしい超高額な賞金が用意されています。
2016年の凱旋門賞の賞金総額は500万ユーロ。
追記
※2019/10/21現在、2019年に行われた凱旋門賞も賞金総額は500万ユーロとなっています。
日本円に換算すると、約5億7,500万円になります。
賞金の着順別分配率
凱旋門賞の賞金の分配比率をご紹介しましょう。
1着 ⇒ 57.14%
2着 ⇒ 22.86%
3着 ⇒ 11.43%
4着 ⇒ 5.71%
5着 ⇒ 2.86%
以上のように分配されます。
凱旋門賞2016の賞金
2016年の凱旋門賞で1着から5着に入った競走馬の賞金の取り分を見ていきましょう。
1着 ファウンド ⇒ 約3億2,860万円(285万7,000ユーロ)
2着 ハイランドリール ⇒ 約1億3,140万円(114万3,000ユーロ)
3着 オーダーオブセントジョージ ⇒ 約6,570万円(57万1,500ユーロ)
4着 シルジャンズサガ ⇒ 約3,280万円(28万5,500ユーロ)
5着 ポストポンド ⇒ 約1,640万円(14万3,000ユーロ)
日本のG1レースの中で最も高い1着賞金はジャパンカップと有馬記念の3億円。
馬場や環境が異なる厳しいアウェーでのレースを強いられるにも関わらず、多くの日本馬が凱旋門賞へ遠征する理由は、日本のG1レースよりも賞金が高いことに関係がありそうですね。
凱旋門賞の賞金の推移
2011年から2019年までの9年間の凱旋門賞賞金総額の推移をご紹介します。
2011年 ⇒ 400万ユーロ(約4億6,000万円)
2012年 ⇒ 400万ユーロ(約4億6,000万円)
2013年 ⇒ 480万ユーロ(約5億5,200万円)
2014年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2015年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2016年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2017年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2018年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2019年 ⇒ 500万ユーロ(約5億7,500万円)
2014年から賞金総額が500万ユーロに引き上げられた凱旋門賞。
2011年・2012年と比べると、賞金総額が1億1,500万円ほど上乗せされています。
2018年からは530万ユーロ(6億950万円)に増額される予定になっていますので、凱旋門賞への注目度が今まで以上に高まっていくことは間違いないでしょう。
2019/10/21追記
→ 2018年、2019年も凱旋門賞の賞金は変わらず500万ユーロとなっています(2018年から、他のフランスのG1競走でいくつか賞金が増加されているので、詳しくはこちら [外部サイト]をご覧ください)
まとめ
2016年の凱旋門賞の賞金総額は日本円で5億7,500万円。
2分20秒あまりのレースで、1着馬は約3億2,860万円もの大金をゲットしました。
凱旋門賞は他のヨーロッパやドバイのG1と比較すると賞金総額が少なく、出走馬のレベルが下がっていたのですが、賞金総額を引き上げることでハイレベルな一戦が見られるようになりました。
いつの日か、日本馬が凱旋門賞の1着賞金・3億円を獲得する瞬間を見てみたいものです。
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