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本当に大丈夫?競馬の確定申告の知識と方法

 

A-PATや即PATといったインターネットから馬券投票システムが普及したことで、家にいながら馬券を買うことができるようになりました。

 

先日行われたフランスの凱旋門賞はインターネットでしか馬券を買えなかったので、凱旋門賞の馬券を買うためにインターネット投票を始めたという方も多いのではないでしょうか。

 

インターネットで気軽に馬券を買える時代になり、馬券購入者がどんどん増えている状況ですが、馬券で儲けたお金に税金がかかる、ということを知らない方がとても多いようです。

 

ここでは、競馬に確定申告が必要なのかどうかや確定申告の方法など、馬券の税金にまつわる話題を分かりやすく解説していきます。

 

 

競馬に確定申告って必要?

競馬で儲かったお金は「一時所得」という所得税に分類されます。

 

宝くじで当たったお金には税金はかかりませんので、競馬も非課税だろう、とお考えの方が意外と多いようなのですが、競馬で儲かったお金には税金がかかります。

 

でも、競馬で儲かったお金すべてに所得税がかかるわけではありません。

 

最高で50万円が控除される制度が一時所得にはありますので、50万円以上の一時所得が計上された場合のみ所得税が発生します。

 

一時所得の計算式とシミュレーション

一時所得を計算する式は以下のとおりです。

 

{(配当金-的中した馬券の購入費用)-50万円(特別控除)}÷2=一時所得

 

実際に一時所得のシミュレーションをしてみましょう。

例えば、とあるレースで合計1万円の馬券を購入し、70万円の配当金を得たとします。

 

{(700,000-10,000)-500,000}÷2=95,000円

 

以上の式から、95,000円の一時所得が計上されましたので、95,000円分の所得税が発生し、確定申告の対象となります。

 

 

競馬の確定申告をする方法

実際に競馬で50万円以上の配当をゲットし、確定申告をしなければいけない状況になった場合、どんなことをすれば良いのでしょう?

 

確定申告の時期はいつ?

所得税の確定申告の受付は毎年2月16日~3月15日の期間となっていて、この期間内に必要事項を記入した確定申告書を税務署に提出する必要があります。

 

 

どこで確定申告書をゲットすればいい?

確定申告書は税務署でもらえますが、国税庁のホームページから確定申告書をプリントアウトして、必要事項を記入し、郵送で確定申告書を提出する方が便利です。

 

また、e-taxという電子申告システムから確定申告をすることもできます。

 

 

確定申告書に何を記入すればいい?

上のコーナーでご紹介した式を使って算出された金額を確定申告書の「一時所得」欄に記入してください。

 

 

必要な書類は?

書類を添付する必要はありません。

 

配当金の額と的中した馬券の購入費用だけを把握しておけばOKです。

 

 

まとめ

原則では、競馬の馬券で50万円以上の儲けを出した場合は確定申告する必要があります。

 

しかし、誰がどのくらいの配当金をゲットしたのかを税務署がすべて把握することは不可能ですので、高額所得者以外の競馬ファンがこまめに確定申告をしているケースはほとんどありません。

 

でも、馬券で50万円以上儲けた時に所得税が発生することは一般常識として知っておかなければいけないことですから、知らなかった方はこの機会に必ず覚えてくださいね。

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